domingo, julio 24, 2005

マリネラ2005年チャンピオン来日公演

日本ペルー共生協会(AJAPE)から第6回国際フェスティバルのお知らせです。今回はペルーのトゥルヒーヨから2005年度のマリネラチャンピオンのClub Libertadの来日公演を含みます。(ウーゴ ロメロ、ラウラ ガノサ、モニカ グラドス)東京での一般公演は町田のみです。
他の出演は沖縄舞踊「敏風会」、「Duo Cantati」、「Club Caribe」など

日時: 7月26日(火曜日)午後6時30分~
場所: 町田市民フォーラム3階ホール
     町田市原町田4-9-8
入場料: 大人1500円、学生500円12歳以下無料

問い合わせ 090-7834-6653
髙橋まで

martes, julio 19, 2005

Live 8

メキシコのバンド「カフェ・タクーバ」のヴォーカリスト、ルベン・アルベランは、ほとんどのグループは、ライブ8のような団結を謳ったコンサートを「自らのキャリアをアップする」ために利用していると語った。

「こうした催しの多くは偽善的だと思う」。こうフィラデルフィアでチリの新聞『Siete』に語っている。このようなものが世界の貧困や飢えと闘うのに役立つとは思えないとしている。

「役立つとしたら、小さな子供が真似をして、彼のバリオで、物事はこうやって簡単に解決してしまうと思う集団を組織するくらいだろう。まぁこれは冗談だけど、貧困のための魔法の杖なんかないんだ。ほんとうにやるべきことは、こうした集団を仕事に就かせることだろう」。

プエルトリカン・パワー同行記


今月の『Latina』に下のクトの一節を含む、プエルトリカン・パワー同行記を書きました。けっこう自分でも気に入ってる文章です。書店で読んでもらったりすると嬉しいですね。

miércoles, julio 06, 2005

Cuto Soto


 メンバーの何人かは今回が初めての来日だった。とりわけ事前に知らされていたとは言え驚きだったのが、トロンボーン奏者としてクト・ソトがやって来たことだった。クトはちょうど10年前に、わたしがこうした文章を書くきっかけをつくった人物で、サルサ・ロマンティカの終わり頃に頭角を現したプロューサー。当時はジェリー・リベラやジーロなど、とても数え切れないアイドル・サルサのプロデュースで飛ぶ鳥を落とす勢いだった。もう10年以上のつき合いになるのに、会うのは今回が初めてなのだ。部屋に上がると、サンフランシスコの空港で買ったというフランスパンと、プエルトリコから持参の果物や豆の缶詰を開けてしきりに勧めてくれる。「クトは菜食主義者だったっけ?」。そう訊ねていつかも電話の向こうでおいしそうに果物を食べていたことを思い出した。「そうだよ。もう何年も肉は口にしてない」。そして楽器ケースを開けて調子を確認している。「こうしてクトと一緒にいるなんて信じられないよ」。「ハハハ、おれが日本に行くなんて誰が考えたんだよ!?」。10年ほど前のプエルトリコのサルサは、ちょうどその頃世界中に拡がり始めたダンスのブームとともに好況を謳歌していた。クト・ソトも月に何枚ものアルバムをプロデュースしていた。しかし完全に時代は移り変わって、今はご存じのようにレゲトンの時代。サルサの録音は以前のようにはない。彼が、一ミュージシャンとしてここにいる理由にもこうした背景がある。「プエルトリカン・パワーとやってどれくらいになるのかな?」。「これで2回目だよ(笑)、先週プエルトリコのホテルでやったのが最初だった」。まだ曲をちゃんと把握してないらしく楽譜を出してチェックしている。ホテルの控えめな照明にプエルトリカン・パワーのよく知られたナンバーが美しく浮かびあがっている。クトはこの天気だと外を歩くのは難しいななどと言っている。

sábado, julio 02, 2005

『中南米マガジン』16号


もういつ入稿したのかも忘れちゃったんですけど、ようやく『中南米マガジン』16号が出たみたいです。マーク・アンソニーのレビューを書きました。よろしければ書店でどうぞ。