jueves, septiembre 22, 2005

『トラテロルコの夜』


エレナ・ポニアトウスカ『トラテロルコの夜』の翻訳が出ました。題名どおり、1968年に起こったトラテロルコ事件を取材したものです。事件に出くわしてしまった若者の証言が延々と並んでいるという構成で、それがこの間読んでいたドーフマンの『世界で最も乾いた土地』に出てくる誰かの証言と重なって聞こえたり、もっとずっと前に見た映画か、読んだ本だかの声と重なったり、ちょっとへんな気分になります。
エレナ・ポニアトウスカは、ポーランド系のメキシコ人。有名なジャーナリストで左派の新聞『La Jornada』などにもよく書いていますが、単著が邦訳されるのはこれが始めてだそうです。

3 Comments:

At 5:52 p. m., Anonymous Anónimo said...

こんばんは。おひさしぶりです。トラテルコの大量虐殺事件、興味があったので読んでみます。へヴィーそうですが。しかし、武史さんが選ぶ本は面白そうなものが多いですね。私は本を探すアンテナが未発達すぎるもので、いつも情報助かってます。

 
At 8:57 p. m., Anonymous Anónimo said...

間違い!トラテルコ→トラテロルコでしたね!!
アステカ語は舌噛みそうで難しいっす。
あ、ここに書くのもなんですがアダーサの
インタビュー記事の紹介ありがとうございました。

 
At 10:20 p. m., Blogger Takeshi Inoue said...

ちーす。こんばんは。
トラテロルコ。ぼくもまともに言えたことないっすよ(笑)。ぼくもまだざっと目を通しただけなので、これからなんですけど、たしかにヘヴィーですよね。ラテンアメリカ関係の本て、そんなにたくさん出ないですから、とりあえず買っておくといいかも。すぐなくなっちゃうし。

 

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