南米ファッションが来るかも
5月26日の朝日新聞(紙版)に南米のファッションが注目を集め始めているという記事が載っていました。(web版もありました)。アメリカでも流行りつつあるらしく、レゲトンの爆発といい、アメリカ大陸のラテンアメリカ化が怒濤のごとく始まったことを感じます。
ぼくはこうした動きが2003年頃に始まると考えていましたが、911で、一瞬合衆国内の民族的な動きに水が差されていたという状況があったのではないかと見ています。以下は関連記事です。
ファッションの本場と言えば、欧米とされてきましたが、どうやら南米発のファッションが次の波になりそうです。セレクトショップを展開するアッシュ・ペー・フランスが2005年春夏物から、アルゼンチンのブランド「トラマンド」の取り扱いを始めました。ブラジル人デザイナーの作品を取り扱うセレクトショップも相次いでいます。
アッシュ・ペーは「トラマンド」を扱う店「アンテ・ブエノスアイレス・アッシュ・ペー・フランス(ANTE BUENOS AIRES H.P.FRANCE)」の第1号店を2004年10月、東京・新宿の駅ビル「マイシティ」の地下2階にオープンしました。「トラマンド」は股上を深くした男女両用パンツや、表面にラバーで覆ったテキスタイルで知られています。
「トラマンド」とは現地の言葉で「紡ぐ」という意味。デザイナーはマーティン・チュルバ氏です。社会的な意識が高く、現地で働く人の労働条件改善を求めるメッセージをプリントした作品を発売しています。第1号店の反応を見て、アッシュ・ペーは直営店を増やすほか、セレクトショップへの卸売りも始めるようです。
ブラジルファッションも熱い視線を集めています。「セクシー」ミックスカルチャー」「フォークロア」などがブラジルファッションの特徴となっています。
南米最大級のファッションショー「サンパウロ・ファッションウイーク(SPFW)」が1月20日、ブラジル・サンパウロで開かれ、2005年秋冬コレクションが発表されました。SPFWには世界各国のバイヤーが大勢集まるようになり、日本からも有力セレクトショップが駆け付けました。 (ショーを見る)
ブラジル人デザイナーのアレクサンドル・ヘルシュコヴィッチ(Alexandre Herchcovitch)はパリコレにも参加していて、日本でもアメリカン・ラグ・シーなどのセレクトショップで取り扱いが始まっています。緑や赤といった、ラテンテイストの派手な原色使いに冴えが感じられます。SPFWで買い付けた商品が店頭に出回るこの夏、南米ファッションに日本で火が付くかもしれません。fashion biblet
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